【WALLA WALLA SPORT】ビンテージのディテールを踏襲したUSA製傑作モデルのDEADSTOCK
こんにちわ、LIME ON DISHのバイヤー志手です。
夏の定番Teeシャツのバリエーションとして持っておきたいボーダーTee。一枚で着てもサマになる便利アイテムですが、今シーズンUSA製によるデッドストックの超オススメの傑作を発掘しましたので紹介したいと思います。
古き良きアメリカンアスレチックウェアの伝統を感じさせるWALLA WALLA SPORT
アメリカ・ロサンジェルスにおいて1960年代からサーフブランドやスポーツメーカーのカットソーを製造してきたファクトリーが1994年からオリジナルブランドとしてスタートしたブランドです。
長い製造の経験と歴史からクラシックなアスレチックウェアを得意とするブランドとして本国アメリカや日本でも輸入開始当初から多くのセレクトショップによって展開され人気を博し、そのタフでリーズナブルな商品は大勢のファンを獲得していました。
当初は全ての商品をアメリカ国内で製造していましたが、現在では残念ながら本国での生産は終了。そのコンセプトを踏襲しながら日本製で質の高いシンプルなカットソーを展開しています。
今回アメリカ生産時のDEADSTOCKを確保
今回はなんとすでに生産終了しているアメリカ生産時のDEADSTOCKを発掘!日本製も良いのですがやはりアメリカ発祥のブランドですのでどうせならUSA製を着たいですよね。デッドストックとはいえそれほど昔すぎるわけでもないので十分今の時代も定番として着ていただけるアイテムですよ!
こだわりの詰まったディテールは経験からくるビンテージライクな仕上がり
長きに渡りアメリカでカットソーを企画生産していたブランドならではのその時代時代ごとの流行や素材の変遷を経験しているので、カットソー製造のふり幅が豊富です。こちらのボーダーTeeシャツは経験を活かしその時代ごとの良さを踏まえながら最高のディテールを盛り込んだ仕上がりとなっています。
使用されている生地は現代では稀少になっている古い編み機を用いて、時間をかけて柔らかく編みたてられた丸銅チューブボディーです。編み糸には紡績をする段階で余計な繊維毛羽を削ぎ落としたcombed cotton yarnを使用して編み立てられており、生地はとても柔らかで、風合い、肌触り共に抜群です。
またサイドに継ぎ目のないチューブ状にストライプ生地を編み立てていく珍しい工程ならではの、ストライプが真横ではなく若干斜めに斜行してます。古いビンテージのTeeシャツに見られるディテールになっています。
袖口と裾の縫い返し縫製部分は、ブラインドステッチと呼ばれる特殊な伸縮性を伴う縫製仕様で、表には垂直なステッチが横に並ぶアメリカの伝統的な縫製で仕上げられています。90年代頃まではよく見られていたディテールですが2000年代以降はほどんど使用されることの無くなったディテールで、最近では90年代ブームを受けて当時のオリジナルTeeシャツを見分けるポイントとして「裾シングルステッチ」などの俗称で呼ばれたりもしていますね。
首元のリブは身生地を挟み込んで縫うバインダーネックとなっており、丈夫で伸びにくい仕様となっており、こちらも古いTeeシャツでは当たり前のように施されていた仕様です。現在では手間を考慮してあまり採用されるケースは少なくなっています。
全4色でストックしておきたい珠玉の傑作ボーダーTeeシャツを是非!
ちなみに90年代に一世を風靡したリブ編みのインナーで着ていたこともある方も多いと思われます「miller」というカットソーブランド。懐かしいと思う方も多いと思いますが、今回のボーダーTeeシャツは当時ミラーのカットソーを生産していたファクトリーにて縫製されているというクオリティに納得のこぼれ話。
タフで柔らかくシンプルで汎用性の高い1枚。カラーは全4色展開です。
急激な円安でインポートアイテムが軒並み値上がりしている昨今ですがこちらは当時販売されていたプライスのままになっております。
デッドストックですので数量に限りがありますので是非着になった方はこの機会にどうぞ。
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